「きなりを飲めば高血圧が基準値内に下がります」「きなりを飲んでから血圧が順調に下がっています」そんな口コミがDHAEPAサプリ「きなり」にはあります。
しかし、単刀直入に言うと、きなりに血圧を下げるような効果はありません。
血圧を下げるのであれば、もっと良い、直接的に下げるサプリがあり、そちらを利用した方が良いでしょう。(下記記事では、血圧を下げるエビデンス(証拠)をもったサプリメントを紹介しています。)
それでも「きなり」を飲んで「血圧が下がった」という人は、事実います。それはなぜなのでしょうか?そして、どんな人がきなりを飲むと高血圧が基準値内になるのでしょうか?
このページでは、「きなりが高血圧を下げると言われる理由」を詳しく紹介していきます。


きなりを飲んで高血圧が基準値内に・・・その真相とは?
きなりは、DHAEPAを主体にしながらナットウキナーゼを配合した、ファンの多いDHAEPAサプリです。使用者数は毎日増え続け、リピータも多く存在しています。
そんな「きなり」には「間接的に」高血圧を下げる効果は期待することができます。その理由は下記のはたらきが「きなり」にあるからです。
- 高血圧ガイドラインの1つを満たす
- 中性脂肪・コレステロールを改善する
- 血液状態を良くする
- ナットウキナーゼが最高血圧、最低血圧ともに下げる
きなりは高血圧ガイドラインの要素の1つを満たす

高血圧に関するガイドラインでは、「減塩」「野菜の摂取」「コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控える」「減量」「運動」「節酒」「禁煙」という合計で7つの項目が改善すべき点として定められています。
これは「高血圧を下げる方法」が明らかになっているということでもあり、これらのガイドラインの基準を満たすことで血圧は確実に基準値内にすることができるということです。
そして、その「コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控える」の中には、「魚(魚油)の積極的摂取」と言う項目があります。
これが「DHA・EPA」です。
つまり、高血圧学会が「DHAEPAは高血圧に有効である」と公式に認めているという事でもあり、それだけDHAEPAのエビデンスには信頼性がある、また血圧を下げる再現性があるということになります。
しかし、DHAEPAが直接的に血圧を下げるわけではありません。実際に消費者庁が発表した「『食品の機能性評価モデル事業』の結果報告 」では、DHAEPAの血圧を下げる効果に関しては「C評価」とされています。
ですので、血圧を下げるという点では、以前も紹介した「ヒハツ抽出物含有緑茶」や「わかめペプチド」の方が優れていると言えるでしょう。
高血圧ガイドラインには、DHAEPAを摂取する重要性が書かれている。しかし、DHAEPAの高血圧の改善作用は「C評価」である。
では、何がどうなって「きなり」は血圧を下げることになるのでしょうか?
きなりは中性脂肪値・コレステロール値を改善する効果が期待できます

中性脂肪やコレステロールは肝臓で作られ、血液中に放出されますが、「きなり」に含まれるDHA・EPAは肝臓内での中性脂肪の合成を抑制するはたらきがあると言われています。また、血液中の中性脂肪を外に排出するのを助けてくれるはたらきもあると言われています。
そのため、例えばDHAEPAのトクホである「イマークS」だと、「中性脂肪を減らすはたらきがある」という文言が掲載可能です。
また、先ほどの消費者庁のデータベースによると、DHAEPAの血中中性脂肪低下作用は研究の質と量においてもA評価、一貫性もA評価で、効果もA評価となっています。
つまり、DHAEPAの中性脂肪を下げる作用は信頼性が高いという事です。そして、中性脂肪値が高い方であれば、中性脂肪値が改善することで血圧も改善することが分かっています。
その結果、DHAEPAサプリ「きなり」で血圧が下がったという口コミが多く出てきたのです。
中性脂肪値も高い方には「きなり」が血圧を下げる可能性がある。しかし、中性脂肪値が高くなくて高血圧の方には「きなり」の効果を感じない可能性が大きい。
きなりには血液状態を改善する効果がある

また、きなりに含まれるDHAEPAは、心血管疾患(A評価)にも効果があると言われています。
心血管疾患とは血管が詰まることによって起こる「心筋梗塞」「脳梗塞」といった病気や、血管が膨らんで破れることによる「脳出血」といった病気のことです。
他にも「狭心症」「頸動脈狭窄症」「胸部大動脈瘤」「腹部大動脈瘤」なども心血管疾患の1つです。
つまり、DHAEPAは血液の状態を改善するということです。それとともにDHAEPAは細胞を柔らかくする働きもあるため、動脈自体がしなやかになり、詰まりにくくなります。結果として、血圧が下がることがあるということです。
きなりに含まれるナットウキナーゼに血圧を下げる効果がある?!

また、きなりに含まれるのはDHAEPAだけではありません。「ナットウキナーゼ」も配合されています。(これがきなりを選ぶ理由の1つですね。)
そして、「きなりを飲んで血圧が下がった」という人の中には、このナットウキナーゼの作用で血圧が下がった人も多いと予想できるのです。
なぜなら、例えば高血圧になったラットに対して、ナットウキナーゼを摂取させたところ、最大血圧、最低血圧、血液を凝固させるフィブリノーゲンレベルが有意に減少したことが分かっています。
また、ナットウキナーゼには、血栓抑制作用があることが、ラット、犬、ヒトにおいても確認されました。DHAEPAに比べるとエビデンスの信頼性は低くなるものの、ナットウキナーゼによって高血圧が改善する可能性は十分にあると言えるでしょう。
きなりで高血圧を改善できる人の特徴
このように、「きなり」には高血圧を直接的に下げる作用はないのですが、それでも間接的に、十分に血圧を下げるはたらきを期待することもできます。
では、どのようなタイプの人がきなりを飲むと血圧が下がりやすいのでしょうか?「きなり」と相性の良い人はどんな人なのでしょうか?
これについてここまで紹介した内容をふまえると・・・
- 普段の魚食が少ない人
- 中性脂肪値も高い人
- 悪玉(LDL)コレステロール値が高い人
- 血液状態が悪いと診断された人
このような場合は、十分に「きなり」を飲む価値があると言えます。
しかし、「高血圧だけに困っている」と言う人にはきなりはおすすめではありません。この場合は「きなり」を飲んでも下がらないことがあるため、下記記事で紹介しているようなサプリメントを使用してみましょう。
「きなり」は選ぶ価値があるのか?
ここまで「きなり」が高血圧を下げると言われる真相について紹介してきましたが、最後に、そもそも数あるDHAEPAサプリの中で「きなり」を選ぶ価値はあるのでしょうか?
これについては「YES」と自信を持っていう事ができます。なぜなら「きなり」には以下の特徴があるからです。
- DHA・EPAを酸化させない工夫がある
- DPAも配合している
- クリアオイルで吸収率が高い
- ナットウキナーゼを配合したサプリは「きなり」だけだから
- 15日間全額返金保証があるから
DHA・EPAを酸化させない工夫のある「きなり」

DHA・EPAは非常に酸化しやすい脂肪酸です。そのため、できる限り酸化させずに製造し、体内に届ける必要があります。
そのため多くのサプリメントでは「酸化防止剤」が使われていることが多いのですが、「きなり」の場合は、酸化防止成分として酸化防止剤に加え、「アスタキサンチン」も配合しています。
「きなり」はDPAも配合しています

DHA・EPAとともにオメガ3脂肪酸の1つとして有名なのがDPAという必須脂肪酸です。DPAには血液をサラサラにする働きがEPAの10倍あると言われることがあります。
入っていなくても良い成分ではありますが、入っていた方が良い成分でもあり、そんな痒いところに手が届くDHA・EPAサプリがきなりだと言えます。
クリアオイルで吸収率が高い

「きなり」はクリアオイルと呼ばれる南極に生息する「オキアミ」から抽出されるオイルを使用しています。クリアオイルはDHA・EPAの持つ力をしっかり体に届けるオイルとして有名です。
つまり、「きなり」はDHA・EPAの吸収率も高める工夫があるということです。
ナットウキナーゼを配合したDHA・EPAサプリが「きなり」

DHAEPAサプリは数多く販売されていますが、ナットウキナーゼとDHA・EPAを配合したサプリは、小林製薬の「ナットウキナーゼDHA・EPA」など数が限られています。
とはいえナットウキナーゼが配合されていることは珍しくはありませんが、配合されていた方がより効果実感度は高いと言えますし、これが「きなり」のコスパの高さにもつながっています。
15日間全額返金保証がある

きなりはDHA・EPAサプリには珍しい「全額返金保証」のあるサプリメントです。そのため、「体に合わない」と感じたら、購入分を返金してもらうことができます。
また、「3回購入しなければ解約できません」というような「継続縛り」もありません。いつでも休止・解約が可能ですので、これが気軽に試せる理由ともなっています。
さいごに
このページでは、「きなり」が高血圧には直接的に効果がないという理由や、間接的には効果がある理由、最後には「きなり」が他のDHAEPAサプリと違う所まで紹介してきました。
きっとここまで読まれた方はごくごくわずかでしょう。それくらい少々ボリュームのある記事になってしまいました。
ですので、ここまで読んで下さった方のために、最後にもう1つお伝えしたいことがあります。それが高血圧を下げる方法はDHAEPAサプリだけじゃないということです。
当たり前のことではあるのですが、血圧を下げるには「運動」「食事」など、基本的な部分を改善していかないとなかなか結果が出てきません。
しかし、そうは言っても、なかなか簡単に「運動習慣」「食事習慣」を変えるというのは難しいものです。そこでDHAEPAサプリのススメ編集部では、運動嫌いの方や魚より肉派の方でも行える最低限の血圧ケアについてまとめました。
そちらも併せてお読みいただき、DHA・EPAサプリとともに、高血圧を改善し、それとともに、「元気な体作り」を達成してほしいと願っています。
応援しています!一緒に頑張っていきましょう。
>>きなり
この記事の監修者

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現役内科医・日本内科学会認定内科医
近畿大学医学部卒。2004年医師免許取得(医籍登録番号:第441704号)、2016年医学博士号取得