ヘルスオイルの効果と副作用│動脈硬化予防とコレステロール血症に効く薬

ヘルスオイルは「高コレステロール血症の改善」と「動脈硬化の予防」に効果のある第三類医薬品です。

有効成分は「リノール酸」「ジパルミチン酸ピリドキシン」「カルバゾクロム」「トコフェロール酢酸エステル」の4種類で、日本で唯一「動脈硬化の予防に効く」と認められた一般用医薬品となります。

動脈硬化や悪玉コレステロールの恐怖。
心疾患・脳血管疾患で亡くなる日本人は4人に1人。動脈硬化が進行すると、血管は元の状態に戻すことはできません。
(参考:厚生労働省,第1表 性別にみた死因順位(第10位まで)別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合
だからこそ、動脈硬化が進行する前に生活習慣の改善とヘルスオイルによる予防を検討したいところです。

しかしヘルスオイルは具体的にどんな効果があるのでしょうか?
医薬品だからこその副作用には何があるのでしょうか?

このページでは、ヘルスオイルの効果の仕組み(作用機序)と、気を付けるべき副作用について紹介していきます。

それでは、いきましょう!

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ヘルスオイルの成分と効果

ヘルスオイルには4つの有効成分が含まれており、それぞれ下記のような効果があります。

  1. リノール酸が悪玉コレステロールを低下させる
  2. ジパルミチン酸ピリドキシンが脂肪の蓄積を予防する
  3. カルバゾクロムが毛細血管を強化する
  4. トコフェロール酢酸エステルが末梢血管の血流を促進する

4つの成分によって4つの効果を得られるからこそ、ヘルスオイルの効果効能に「動脈硬化症の予防,高コレステロール血症の改善」と書くことが認められています。

そして特に覚えておきたいヘルスオイルの特徴は以下の2点です。

  1. ヘルスオイルは体内で生成するコレステロール値も低下させる
  2. カルバゾクロムは食べ物からは摂取できない

ヘルスオイルは体内で生成するコレステロール値も低下させる

コレステロールは「食べ物から摂取するもの」と思っている人も多いですが、「コレステロールが高い7つの原因って何?ストレスや遺伝、食生活との関係性【医師監修】」の記事で浦和医師が言っていたように、コレステロールの7割~8割は体内で作られます

そこでリノール酸の登場です。
リノール酸は体内で生成するコレステロールも下げる効果があるからです。

ただし副作用の部分でも紹介しますが、過剰にリノール酸を大量摂取するとHDLも低下させることがあります。

「大量に摂取したほうが効果がある」
ヘルスオイルはそういうものではありませんので、必ず決められた用法容量を守りましょう。
それが実感につながります。

カルバゾクロムは食べ物からは摂取できない

ヘルスオイルの特徴の2つ目がカルバゾクロムです。
カルバゾクロムは医薬品成分で食事からは摂取できない成分です。

カルバゾクロムは毛細血管の抵抗性を高め、血管強化作用を示します。
血管を強くするので、血管が弱く出血しやすくなった方にも使われます。

「血管を強くする」と聞くと「血圧が上がるのではないか?」と思う人もいるかもしれませんが、カルバゾクロムにはそのような副作用は報告されておらず、「動脈硬化の予防」を考えている人にとってヘルスオイルは選ぶべき医薬品の1つだと言えるでしょう。

ヘルスオイルの副作用について

サプリメントとは違い「効果」のあるヘルスオイル。
効果があるということは、その効果によって「副作用」を感じることもあるということです。

特にヘルスオイルを飲んだことで以下の症状を感じた場合は副作用の可能性がありますので、服用を中止するようにしましょう。

  • 皮膚の副作用
    発疹・発赤、かゆみ
  • 消化器の副作用
    吐き気、胃部不快感、胸やけ
  • その他の副作用
    下痢

また、ヘルスオイルは医薬品ですから大量に飲まないようにしてください
先ほども紹介したように、飲みすぎると善玉コレステロールの値も下げてしまうことがありますので、決められた用法容量を守りましょう。

ヘルスオイルの飲み方・内容量・価格

  1. 用法容量と飲み方
  2. 内容量
  3. 価格

用法容量と飲み方

ヘルスオイルは1回2カプセルを1日3回食後に服用します。
食後とは胃の中に食べ物が入っている時のことで、基本的に食事のあと30分以内に服用します。

内容量

1日量6カプセルあたり以下の量が配合されています。

成分名 分量
トコフェロール酢酸エステル 10mg
ジパルミチン酸ピリドキシン 10mg
カルバゾクロム 2mg
混合植物油 1170mg

※混合植物油1170mgのうち、リノール酸が750mg配合されています。

なお、厚生労働省が2018年に発表した「脂質による健康影響」で、リノール酸を含む「n-6系脂肪酸」の目安量について以下のように記載されています。

引用元厚生労働省,脂質による健康影響

ヘルスオイルを服用することで1日7.5gのリノール酸が摂取できますが、食事から摂取することも考えて目安量より3gほど少なく作られています。

食生活の改善とヘルスオイルは相性が良いですので、下記記事も参考にしながら、薬と食生活の両面からアプローチし、動脈硬化の予防やコレステロール対策をしていきましょう。

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価格

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「まずはサプリメントから始めよう」と思った方へ

ヘルスオイルは医薬品です。
副作用もあることから「まずはサプリメントから始めよう」と思った方もいると思います。

サプリメントは食品ですから医薬品と違って実感の仕方は人それぞれです。
しかし、「食べ物の力」を使うとともに「不足した栄養素」を補うことができますから、副作用がほとんどなく、食生活が乱れがちな人ほど実感できると思います。

しかしサプリメントも選び方が大事です。
下記記事には実感しやすいサプリ選びのヒントがありますので、知識をつけてサプリ選びをしていきましょう。

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