なぜお腹周りの脂肪は落ちにくいのか?全然落ちないと思ったら読む記事

このページでは、なぜお腹周りの脂肪が落ちにくいのかを紹介していきます。お腹周りの脂肪を狙って落としたいのに、落ちないとモチベーション・やる気が低下してしまうからです。

お腹周りの脂肪は、最初は落ちなくて大丈夫です!それより大事な「見るべき数値」「ポイント」があり、それが達成できていれば、もうすぐお腹周りの脂肪は落ちていきます。努力は無駄ではありません。まずはこの記事を読んでモチベーション維持をしてみてくださいね。

こんにちは!
DHAEPAサプリのススメ編集長の稲垣です。

私は数か月前までお腹の脂肪と戦っていました。お腹周りの脂肪が落ちにくいことは知っていたのですが、運動・食事改善をすれば、「なんだかんだ、順調に落ちるだろう」と思っていました。

でも、全然落ちなかったんです。

ショックでしたね。頑張らなくて落ちなかったなら分かりますが、頑張っても落ちないんですから。

その時私がとった方法は「根性論」でした。「なら、もっとやってやろうじゃないか」と頑張りました。そうして無理やり頑張った結果、お腹周りの脂肪が落ち成果が出たのですが、その後ジムのトレーナーに聞いたら、なんと「そこまで頑張る必要がなかった」ことが判明したのです。

ジムのトレーナーは、私が「全然落ちないじゃないか、辛すぎる」と悩んでいたころの私の姿を見て「大丈夫だな」と思っていてくれたそうです。なぜなら私が気づかない所で私の体に変化が現れていたからです。

つまり「お腹周りの脂肪が落ちない」と悩んでいる人も、実は「お腹周りの脂肪が落ち始める一歩手前」にいる可能性があります。そして、その「一歩手前」に自分自身が気づいていない可能性があります。

お腹周りの脂肪が落ちるには「順序」があります。その順序を知れば、きっと普段の食事・運動改善のやる気を維持できます。ということで、お腹周りの脂肪が落ちにくいと感じてしまう理由と、脂肪が落ちる順序を知っていきましょう!

【お腹周りの脂肪を落とす具体的な方法について】

お腹周りの脂肪を落とすための「食事論」「運動論」については下記記事でまとめています。今回の記事では「方法」は紹介しませんので、下記記事を参照してください。

お腹周りの脂肪を落とすためのトレーニング学!腹回りダイエットのススメ

2017.12.20

お腹周りの脂肪が落ちにくいと感じるのはなんで?

お腹周りの脂肪が落ちにくい と感じるのはなんでなの??

まずお腹周りの脂肪は、事実落ちにくいです。でも、実は脂肪には「落ちていく順番」というものがあり、お腹周りの脂肪が落ちないのは「順番待ち」をしているだけなんです。

お腹周りの脂肪は全身の脂肪の中でも最後に落ちていきます。では、なぜお腹周りの脂肪は「最後」に落ちるのでしょうか?この理由を知れば、きっとやる気も維持できるはずです。


  1. 脂肪には落ちる順番がある
  2. お腹周りの脂肪が落ちないと思ったら、体全体の脂肪に着目してみよう
  3. お腹の脂肪が気になるなら「内臓脂肪レベル」も測定していこう
  4. カロリー収支のことも知っておこう

脂肪には落ちる順番がある

全身の脂肪には「落ちやすい場所」「落ちにくい場所」があります。もちろん人によって個体差はあるものの、落ちやすい順はだいたい以下のようになっています。

  1. 手首・足首
  2. ふくらはぎ
  3. 腕周り
  4. 太もも
  5. お尻
  6. お腹

つまり、お腹は「最後」に落ちていくんです。これはお腹周りに骨がなく、お腹付近の内臓を「脂肪」が守ってくれているからだと言われています。

「命に関わる所」は落ちにくい、「命にあまり関わらない(もしくは骨が守っている)」部分は脂肪が落ちやすいと言うことをまずは知っておきましょう。

お腹周りの脂肪が落ちないと思ったら、体全体の脂肪に着目してみよう

ですので、最初から「お腹周りの脂肪」を落とそうとすると、手首足首~お尻までの脂肪が落ちるまでトレーニングし続けなければいけません

しかも「お腹周り」を狙って落とそうとすると、お腹周りばかり気になってしまいますから、私のように「やってもやっても落ちない」と悩むことになります。

ですのでお腹周りの脂肪が落ちないと思ったら、まずは「手首・足首」の脂肪の量を見てみて下さい。そして次にふくらはぎや腕周り、顔や胸の脂肪の落ち方に着目してみて下さい。

もしそれらの部分の脂肪が落ちていて「お尻」の脂肪も落ち始めたなと思ったら、だんだんとお腹周りの脂肪が落ちていくはずです。

多くの人は「顔」が痩せはじめると、次第にお腹周りの脂肪が落ちていくと感じるようです。ですので、お腹周りの脂肪が気になる方は「顔」に着目しながら最初はトレーニング等に励んでいくのがオススメです。

お腹の脂肪が気になるなら「内臓脂肪レベル」も測定していこう

脂肪には「皮下脂肪」「内臓脂肪」の2つがあります。そして、ここまでは「皮下脂肪の落ちる順序」について紹介してきました。しかし忘れていけないのが「内臓脂肪」の存在です。

【内臓脂肪と皮下脂肪の違いは下記記事で紹介しています】

中性脂肪とはそもそも何なのか?皮下脂肪と内臓脂肪との違いは?【医師監修】

2017.09.28

この皮下脂肪と内臓脂肪は、皮下脂肪=定期預金、内臓脂肪=普通預金に例えられるように「内臓脂肪」の方が先に落ちることが分かっています。

特に男性は「内臓脂肪」がたまりやすいですから、男性の場合「運動してもしても、手首の脂肪さえ落ちない」と悩むことがあります。ですので、お腹周りの脂肪を落としたいと思ったら自分の「内臓脂肪レベル」を知っておくことも大事です。

こうすると、皮下脂肪が目に見えて落ちなくても、「内臓脂肪が落ちてきたからもうすぐ皮下脂肪が落ち始めるな」と客観的に自分を分析できます。落ちる順序を知っているので、「お腹周りの脂肪が落ちない」と悩むこともありません。

なお、内臓脂肪レベルは体組織計があれば、自宅で測定できます。最近は3000円ほどの安くて質の良いものもありますので、体組織計を持っていない方は、ぜひ購入してみましょう。

※楽天で一番売れている体組織計:価格2,480円(投稿段階調査)

カロリー収支のことも知っておこう

しかし、改善しても改善しても「内臓脂肪」さえ落ちないということもあります。その時に使える考え方の1つが「カロリー収支」です。

人間の体重は、

  • 摂取カロリー消費カロリー:痩せる
  • 摂取カロリー消費カロリー:太る

と大変シンプルになっています。

もし「運動しても太る」場合にはカロリー収支がプラスになっているという事で、単純に「運動を増やす」か「食べる量を減らす」かしないと痩せていきません。

もちろん消費カロリーを増やすためには「代謝能力(体の脂肪燃焼のしやすさ)」も大事です。脂肪を分解するためには「体内に十分量の酵素」があることも大切です。

このように気にするべき細かい所はいくつかあるのですが、「痩せない=脂肪が減らない」場合には、まずは「カロリー収支」を計算してみましょう。

【食べ過ぎてしまう・・・という方はカロリーカットサプリを併用しよう】

「ついつい食べ過ぎてしまう」「付き合いでどうしても外食が多くなりがち」という方は、糖質や脂質の吸収を抑制する「カロリーカットサプリ」を併用してみましょう。それぞれのカロリーカットサプリの特徴やオススメについては下記記事で紹介しています。

カロリーカットサプリの選び方と独自ランキング!2018年にオススメのNo.1は?

2018.02.01

お腹周りの脂肪を落とすために知っておくべき3つのポイント

お腹周りの脂肪を落とすために知っておくべき3つのポイント

お腹周りの脂肪が落ちにくいのは、「お腹の脂肪が内臓を守っているから」であり、「内臓脂肪や手首足首などの脂肪が落ちてからでないと落ちないから」であることを紹介してきました。

しかし、「方法」が間違っていても、なかなかお腹周りの脂肪を含めた全身の脂肪は落ちていきません。

最初に紹介したようにお腹周りの脂肪を落とす方法は「お腹周りの脂肪を落とすためのトレーニング学」で紹介していますが、ここではお腹周りの脂肪を落とすために「特に大事な3つのポイント」を紹介していきます。


  1. 下半身を鍛えよう
  2. 体幹トレーニングでインナーマッスルを鍛えよう
  3. 糖質や炭水化物・脂質はカットし、タンパク質は補給しよう

1:下半身を鍛えよう

お腹周りの脂肪を落とすために「有酸素運動」をしている人は多いと思いますが、実は「有酸素運動だけ」というのは非常に効率が悪いです。なぜなら筋トレなどの無酸素運動をしてから有酸素運動をすることで代謝が上がり、より有酸素運動時に脂肪が燃えやすくなるからです。

また、無酸素運動(筋トレ)自体の消費カロリーは少ないですが、無酸素運動には「アフターバーン効果」というものがあります。これがあるので、無酸素運動で消費したカロリーの19倍、自然に消費することができるようになります。

特にオススメなのが「下半身」の筋トレです。「痩せるためには下半身を鍛える」は、今では一般的な考え方となっていますので、スクワットなどの種目をしてから有酸素運動をするようにしてみましょう。

2:体幹トレーニングでインナーマッスルを鍛えよう

お腹周りの脂肪が落ちてきても、インナーマッスルが鍛えられていないと、内臓が下に落ちてきてしまいます。すると「体脂肪が落ちているのに下腹が出た状態」になってしまいます。

ですので、下半身を鍛えた後にインナーマッスルを鍛えましょう。特に有効なのが「体幹トレーニング」です。体幹トレーニングは体一つと下に敷くマットがあれば、いつでもどこでもできます。

そんな体幹トレーニングの中でも「プランク」は有名種目ですので、ぜひ毎日続けてみましょう。

3:糖質や炭水化物・脂質はカットし、タンパク質は補給しよう

最後に食事ですが「炭水化物(糖質)・脂質」は今まで食べてきた量の「8割」になるようカットしていきましょう。それとともにタンパク質はしっかり補給していきましょう。

低脂質高たんぱくの食べ物には「納豆」「無脂肪牛乳」「トリムネ肉」「豆腐」「ささみ」などがあります。特に「大豆」系の食品は低脂質・低カロリーで高タンパクですので、お肉の代わりにもオススメです。

ただし脂質を完全にカットしてしまうと、脂溶性ビタミン(油に溶けるビタミン)が体内に補給されず、各脂溶性ビタミンの欠乏症にもなることがありますので、「完全カット」は避けるようにしてください。

その他の大事なポイントは下記記事で紹介しています。

お腹周りの脂肪を落とすためのトレーニング学!腹回りダイエットのススメ

2017.12.20

さいごに

お腹周りの脂肪を落とすためには「継続」が大事です。「なぜなら落ちるのが一番最後だから」と答えられた人は大正解。その知識があればモチベーションの維持もできると思いますのでぜひ頑張ってみて下さい。

そして、中性脂肪などが気になる場合は、「DHAEPA」の摂取も忘れてはいけません。DHAEPAは作用メカニズムも解明されており、非常に信頼できる栄養素です。「青魚を食べる習慣がない」という方は、ぜひDHAEPAサプリも摂取していきましょう。

【2018年度版】DHAEPAサプリメントランキング!人気・配合量・質で選ぶTOP20!

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DHAEPAの1日の摂取量は?最低限の目安と理想

2017.09.21

また、内臓脂肪が気になる方は「お茶」を変えるだけでも減らせることが分かっています。

お茶には内臓脂肪を減らすもの、中性脂肪を減らすものなど様々なものがあります。今日からできる対策ですので、お茶が気になる方は下記記事も併せてお読みいただき、お茶の効果・効能を知っておいてくださいね。

脂肪燃焼にベストバイなお茶はどれ?飲むだけで効果はないことに要注意!

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